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農民の戦国博物館

第三項:流行の無情

腹筋。これがないとどうも今の世の中はモテないらしい。
ついこの間、ずっと片思いの子に告白したんだが――

――校舎裏
「あの、河合さん! ずっと前から好きでした!」
「え……えっと、それじゃちょっと脱いでみてください」
「え! それはまさか。 フフフ。解りましたよ!」
いがいとセッカチなんだな、と思いにやけつつ服を脱ぐ僕。
「あ……腹筋がない。ご、ごめんなさい。あの。無理です……」
「え! そんな! 待ってよ!!!待ってくれ!」
俺は河合さんを追いかけたら、半裸でグラウンドに出てしまった
「アッハッハ! あいつ腹筋もないくせに告白してんでやんの!」
「常識知らずも良いところだよな!!」
なんだ、これ。腹筋?なんで腹筋?そう、僕はこの時初めて知った。
世の中は空前の腹筋ブームであったことを!

――そして現在
「フンッ! フンッ! フンッ!」
ワンセット200回の腹筋を、毎日300セット。
気の遠くなるような思い。しかしこれも、河合さんを僕の手に……
そして僕は気付いたのであった。これは神の与えた試練だったのだ!!!
そう思うと俄然ヤル気が出る。待っててくれ河合さん! いや、マイハニー!!

――半年後
僕は腹筋だけ超ムキムキになった。これで河合さんを……
半年前と同じように河合さんを校舎裏に呼び出す。さぁ、成果を見せ付けるとき!
「河合さん! やっぱし僕は君のことが好きなんだ! それに見てくれ!」
勢いよく服を脱ぎ自慢の腹筋を見せ付ける。
「あ……」
「どうだい? 君を思う一心で僕はここまで強くなれた。 是非付き合ってくれ!」
「あの、上腕二頭筋見せてもらって良いですか?」
                         終

 
感想:なんていうか僕は馬鹿小説しか書けないらしいですww
もう小説っていうか自体不明ですねw
15分で書き終えました。
えぇ手抜きですね。40点かな?
馬鹿度ではトップレベルだけれどもw

伝えたかったこと:視野を広くもとうw


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